小規模事業者持続化補助金、に加えて、中小企業等の事業継続や売上向上への支援を図る、神戸市独特の補助金制度が注目されています。
神戸市はここ数年非常に補助金(特に創業系)が充実しており、起業しやすい環境でした。
今回の神戸市チャレンジ支援補助金についても、中小零細企業にとっては非常に嬉しいものです。
概要をまとめましたので、是非参考にしてください。
オンライン申請もできるようですし、非常に素晴らしいですね。
100万円の補助(経費133万に対して)ですから、四分の三の補助率と金額も
投資を行っていく上では、非常にありがたいですね。
ただし、今回は6月19日締め切りですからすぐ動く必要があります。
主な対象(NGもあるので要注意)
以下の①又は②を満たす中小企業及び個人事業主
① 市内に本社又は主たる事業所を置く、中小企業基本法第2条に該当する中小企業者(市内中小企業)
※株式会社以外の法人であっても収益事業を行っているなど事実上の中小企業も対象
② 市内に主たる事務所を置き、構成員の半数以上が市内中小企業で構成する組合・業界団体等
いくら?
(1)補助率:対象経費の4分の3(千円未満の端数は切り捨て)
(2)補助金の上限額:1申請あたり上限100万円(対象経費は最大で133万円)
申請は1事業者につき1件限りです。
※同じ事業に対して、国・県等の他の補助金等を併用する場合は、対象経費から国等の
補助金を除いた額を対象経費とし、その4分の3が本補助金の上限となります。
※神戸市の【ICT導入支援助成金、越境EC事業支援補助金】との併用はできません。
何に対して?
補助対象事業の区分 | 例 |
(1)事業継続のための新たな取り組み | 飲食店が宅配事業を行う。居酒屋が昼間の時間を活用して弁当販売を行う 等 |
(2)販路開拓のための新たな取り組み | 衣料品店や観光業(お土産)がインターネットでの電子商取引を行う 等 |
(3)新商品・新サービスの開発 | 宿泊業が自社サイトの多言語化やテレワークプランを提供する。製造業が新製品の開発に取り組む 等 |
(4)社員の働き方改革を推進し、経営改善を行う新たな取り組み | テレワークを導入する 等 |
対象経費は?
①設備備品等購入費 | 新たな取り組みで必要な設備・備品の購入、新製品開発に係る原材料及び機械装置等購入費 等(仕入れにかかる材料等のランニングコストは対象外) |
②建物改修費 | 新たな取り組みのための店舗改修費 等 |
③外注経費 | ECサイトへの登録料、ウェブサイト構築費、自社サイトの多言語化に係る外注費 等(通信費などのランニングコストは対象外) |
④専門家相談経費 | 外部コンサルティング費用 等 |
⑤広報費 | 新たな取り組みのためのPRツール制作費や広告掲載費 等 |
⑥その他経費 | 宅配代行サービス利用に係る初期登録料 等(手数料などのランニングコストは対象外) |