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■持続化補助金の最新採択結果が発表
2026年3月、小規模事業者持続化補助金の
「一般型 第18回公募」および「創業型 第2回公募」の採択結果が発表されました。
今回の結果は、今後の申請戦略に大きな影響を与える重要なデータです。
■採択結果の概要
まずは今回の結果を整理します。
【一般型 第18回】
・申請件数:17,318件
・採択件数:8,330件
・採択率:約48.1%
【創業型 第2回】
・申請件数:3,220件
・採択件数:1,226件
・採択率:約38.1%
■採択率の比較と重要な示唆
今回の特徴は以下です。
・一般型:約48% → ほぼ半数が不採択
・創業型:約38% → より厳しい競争
つまり、
「出せば通る補助金」では完全になくなったということです。
■過去との比較から見える傾向
近年の持続化補助金は以下の流れです。
・初期:60〜70%台(比較的通りやすい)
・中期:50%前後
・現在:40%前後(実質的に選抜型)
この流れから読み取れるのは
👉 「事業計画の質で明確に差がつく時代」
です。
■採択されなかった方へ(最重要)
今回、不採択だった方はチャンスがあります。
次回締切は
👉 第19回一般型
👉 第3回創業型
👉 締切:4月30日
です。
■不採択の主な原因
現場の実務から見て、主な原因は以下です。
①販路開拓の具体性不足
②売上へのつながりが弱い
③競合との差別化が不明確
④数値計画が甘い
⑤「補助金ありき」の計画
■通る計画の共通点
採択される計画は明確です。
・誰に売るかが明確
・売れる根拠がある
・実現性が高い
・地域性・社会性がある
・補助金がなくても成立する
■次回に向けた改善戦略
やるべきは3つです。
①ターゲットの再設計
②売上ストーリーの再構築
③数値の具体化
■採択された方へ(ここからが本番)
採択された方が最も重要なのは
👉 「交付申請」
です。
■交付申請で最も重要なポイント
補助金は
👉 採択=確定ではありません
交付決定を受けて初めてスタートです。
■絶対に守るべきルール
以下は極めて重要です。
・交付決定前の発注はNG
・支払いは原則銀行振込
・証拠書類の整備必須
・経費は明確に区分
■見積もりのルール(重要)
・100万円超は相見積必須
・中古は金額関係なく2社見積
・内容は具体的記載が必要
■よくある失敗
・採択後すぐ発注してしまう
・見積が雑
・証拠書類不足
・スケジュール遅延
■補助金は“経営戦略”である
持続化補助金は単なる資金ではありません。
・販路開拓
・ブランド強化
・収益構造の転換
を実現するためのツールです。
■今後の戦略
これから重要なのは
①採択率を前提に戦う
②複数補助金の組み合わせ
③長期的な事業設計
■まとめ
今回の採択結果から見える本質は
・競争は確実に激化
・計画の質で勝敗が決まる
・採択後の運用が最重要
です。