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「景気は悪くない」のに、なぜ経営者の不安は消えないのか
9月に入り、兵庫県「稼ぐ力強化支援補助金」の受付が始まりました。
さらに今後は、
- 兵庫県 稼ぐ力強化支援補助金
- 省力化投資補助金(一般型)
- 新事業進出・ものづくり補助金
と、大型補助金の公募・締切が続いていきます。
設備投資やDX、新規事業を検討している企業にとっては、大きな追い風となる制度です。
しかし、多くの経営者が感じているのは、
「補助金があるから安心」
ではなく、
「売上は維持しているのに、なぜか将来への不安が大きくなっている」
という感覚ではないでしょうか。
人件費は上昇し、原材料価格も高止まりが続き、円安の影響も完全には解消されていません。
数字だけを見ると景気は少しずつ改善しているように見えても、現場では依然として厳しい経営判断が求められています。
今週の経済ニュースが示している「一つの共通点」
先週も様々なニュースがありました。
- 中小企業M&A税制の見直し
- 従業員退職型倒産の増加
- 円安倒産50カ月連続
- 倒産が増える業種・減る業種
- 景気DI改善
一見すると、それぞれ別々の話題に見えます。
しかし、これらに共通しているのは、
「変化に対応できる企業と、対応できない企業の差が急速に広がっている」
という事実です。
以前であれば、売上が伸びれば会社も成長できました。
しかし現在は、
売上があっても利益が残らない。
利益が出ていても人材が定着しない。
人材がいても属人化によって事業が止まる。
こうした問題が企業経営の新たな課題になっています。
人手不足の本当の問題は「採用」ではない
今回特に印象的だったのが、
「従業員退職型倒産」
というテーマです。
優秀な社員が一人退職しただけで、
営業が止まる。
現場が回らない。
顧客対応ができない。
その結果、経営そのものが立ち行かなくなる企業が増えています。
つまり問題は、
「人が足りないこと」ではありません。
本当の課題は、
「一人に依存してしまう経営体制」
です。
だからこそ、
- 業務の標準化
- マニュアル整備
- DX化
- 省力化設備への投資
- 人材育成
が重要になります。
これらは単なるコストではなく、
会社を守るための投資と言えるでしょう。
円安時代は「利益率」を高めた会社が勝つ
円安倒産は50カ月連続という状況が続いています。
輸入コストや物流費の上昇は、多くの中小企業にとって避けられない負担です。
しかし、
円安そのものを企業が変えることはできません。
変えられるのは、
- 利益率を改善すること
- 生産性を高めること
- 利益が残る体質へ変えること
です。
だから今、多くの企業が設備投資やDXに取り組み、そのための補助金を積極的に活用しています。
補助金は資金を受け取ることが目的ではありません。
利益を生み出す仕組みをつくるための投資を後押しする制度なのです。
今こそ活用したい大型補助金
現在は、中小企業にとって活用できる制度が数多くあります。
- 兵庫県「稼ぐ力強化支援補助金」(受付中)
- 省力化投資補助金(一般型)(10月中旬締切)
- 新事業進出・ものづくり補助金(10月末締切)
採択される企業には共通点があります。
それは、
締切直前ではなく、数カ月前から事業計画を準備していることです。
「まだ時間がある」と考えているうちに、気付けば締切目前というケースは少なくありません。
設備投資や新規事業を検討している企業は、早めの情報収集と準備をおすすめします。
今週公開した動画
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まとめ
2026年後半は、
人件費の上昇、円安、物価高、採用難など、企業を取り巻く環境が大きく変化しています。
しかし、こうした外部環境を企業がコントロールすることはできません。
一方で、
- 生産性を高める設備投資
- DXによる業務改善
- 属人化を防ぐ組織づくり
- 新規事業への挑戦
は、自社の意思で進めることができます。
だからこそ、補助金は単なる「資金援助」ではなく、企業の未来をつくる経営戦略の一つとして考えることが重要です。
これからは、「制度を知っている会社」と「知らない会社」の差ではなく、制度を活用して変化に対応した会社と、行動できなかった会社との差がさらに広がっていくでしょう。
ぜひ今回ご紹介した動画も参考にしながら、自社の経営戦略を見直し、未来への投資を具体的に検討してみてください。